第一章プロローグ 少年は愛していた 自分以上に対象を愛していた 愛するあまり 対象を失おうとも 少年は それをつなぎとめた 愛を欲するがゆえに ただ自分の空虚を埋めたいがために 少年は―― 第十一話へ 言霊へモドル